Q.子どもが夫に懐かない
A. 毎日お仕事で忙しく、帰宅が遅いパパ。
中には子どもが寝た後に帰ってくるパパもいらっしゃるでしょう。
普段の育児はママにお任せ、という状態では、必然的に、子どもとの関わりがママより少なくなるのは当たり前です。
そして、日々成長する子どもに対して接し方や可愛がり方がわからず、パパの方も戸惑っているのではないでしょうか。
子どもは本来、パパもママも大好きなんですよ。
ただ、ママよりも一緒にいる時間が短いために、パパにはなかなか慣れないこともあるでしょう。
子どもの方だって、パパにどう接したら良いのかな・・
と戸惑っているかもしれません。
パパから毎日、ほんの少しだけでも笑顔でご挨拶をしたり、声をかけてお話が出来ると良いですね。
出来れば、抱っこやスキンシップもしてあげましょう。
わずかでも毎日の積み重ねです。
そして、パパとママは仲良くしましょうね。2人が笑顔で楽しそうにお話をしていると、
「なんのお話してるの?」
と例え言葉は発しなくても、子どもはパパに興味を持ちます。
パパがママを笑顔にしてくれる存在だと敏感に肌で感じ、パパに対しての認識が高まります。
お休みの日は、出来るだけ子どもをパパに預けたり、パパと遊べる時間を持つと良いでしょう。
子どもを持ち上げて“たかい たかい”
子どもを背中に乗せて“お馬さんパッカパッカ”など
お子さんと一緒に身体を使って、肌で触れ合って遊んでみてください。
子どもは全身が感覚器官。ダイナミックな遊びは大好きです。
パパと遊ぶと楽しい‼️ とわかると、パパにもっと遊んで欲しくなりますよ。
是非、観察してみてください。
子どもに対して、パパが出来そうなこと、いろいろありそうじゃないですか?
そして、実はママがフォローしてあげられることも、たくさんあるのです。
パパの帰りが遅い時には
「パパ、お仕事頑張ってるんだよ。すごいね!」
「お休みになったら、パパといっぱい遊ぼうね!楽しみだね!」
など、パパへの尊敬の気持ちや期待感をこめて、子どもに前向きな言葉をかけてあげると良いですよ。
また、休日にパパが子どもと遊んでくれたら
「私だって毎日やってるんだから」と当たり前に思わずに、「疲れてるのにありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょうね。
ママが不満に思ったり、パパの愚痴を言っていると、子どもにはちゃんとわかってしまいます。
ママが楽しそうに笑顔でいると、子どもも一緒に心がワクワクします。
ママの笑顔を見たいなぁ…
パパはママを笑顔にしてくれるんだね…
そう感じると、パパへの不安感、戸惑いは消えてしまいますよ。
子どもの心は、とてもピュア。
ママの心が、そのまま子どもに映し出されていると言っても過言ではありません。
子育てについては、夫婦がお互いを理解し、しっかり相談して協力し合えることが、何より大切です。